ヤクルト小川監督 4連勝で2位前進も「まだ終わったわけじゃない」

「阪神4-6ヤクルト」(15日、甲子園球場)

 ヤクルトが4連勝(1分け挟む)で貯金を3とした。

 1点を追う二回は中村の左前適時打で同点。三回は山田哲の適時二塁打、川端の適時打で2点を勝ち越した。七回はバレンティン、西浦の適時打で3点を加えて突き放した。先発の山中が七回途中6安打3失点(自責1)の力投で今季2勝目を挙げた。

 小川淳司監督は「山中は本当によく頑張ってくれた。よく投げてくれた」とサブマリン右腕を称賛。13安打の打線についても「攻撃における集中力があった。いい形でいいタイムリーが出て言うことはないかな」と高く評価した。

 貯金3は4月9日以来。3位・巨人とは5ゲーム差に広がったが、指揮官は「まだ終わったわけじゃないので」と油断なく続く戦いを見据えた。

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