ヤクルト・ドラ1村上が衝撃デビュー 高卒新人史上7人目の初打席初本塁打
「ヤクルト-広島」(16日、神宮球場)
ヤクルトのドラフト1位・村上宗隆内野手(九州学院)が、プロ初打席初本塁打をマークした。高卒新人の初打席初本塁打は昨年のDeNA・細川以来、史上7人目。
4点を追う二回1死一塁の場面で、カウント2-2から広島先発・岡田の内寄り138キロを捉える2ランを、豪快に右翼席へ放り込んだ。
この日1軍初昇格を果たした村上は「6番・三塁」でスタメン出場。初回の守備では、無死からいきなり一塁への悪送球でプロ初失策を犯した。自らのミスが失点につながっていただけに「緊張はありませんでした。初回のエラーを何とか取り返そうと思って打席に入りました。プロ初打席がホームランになってよかったです」と名誉挽回の一発を喜んだ。
今季2軍では96試合に出場し、打率・289、イースタン・リーグ2位タイの17本塁打、同2位の70打点をマーク。試合前には「少しでも戦力になれるように頑張ります」と意気込みを語っていたが、衝撃のデビューを飾った。