オリックス・西2年ぶり5度目2桁王手 突如、左脇腹痛もなんとか9勝目

 「日本ハム4-8オリックス」(16日、札幌ドーム)

 オリックス・西が9勝目を挙げ、自身2年ぶり5度目となる2桁勝利へ王手をかけた。序盤から打線の援護をもらい完封ペースかと思われたが、四回に落とし穴があった。2死から連打のあと、浅間の一ゴロにベースカバーに入ったが中島との呼吸が合わず失点。この際に左脇腹に違和感を訴えた。なんとか続投したが五回にも失点すると大事を取って降板となった。

 「中継ぎに申し訳なかった。自分のミスから体に支障がきた。勝てたのが良かったけどこの点差なら長いイニングいけた」

 反省の言葉が口をついた。プロ10年目で初の開幕投手を務め、唯一、ローテを守り通してきた自負があるからだ。次回登板は予定通り。今度は快投で区切りの星を挙げてみせる。

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