DeNAラミレス監督、屈辱の大敗 22年ぶり20失点 最下位転落よりもイタイ…
「DeNA4-20阪神」(16日、横浜スタジアム)
最も重要な一戦は、最も屈辱的な敗戦で幕を閉じた。「今年の中で一番重要な試合になる」と話していたラミレス監督。苦手の阪神、そして藤浪を打ち崩して波に乗りたいところだが、序盤から投手陣が失点を重ねる。
同点の三回に先発・今永が浴びた大山の勝ち越しソロを口火に、打者12人で計9失点。八回にも打者12人の猛攻を受けて9失点。96年以来、22年ぶりとなる20失点を喫した。
指揮官は「これだけ点を取った次の日は点を取れないという考えもある。20-4で負けるのも1-0で負けるのも、負けは負け」と前向きな言葉を並べたが、この日ばかりは説得力を欠く。石田の先発再転向、今永の中継ぎ配置転換も検討されるが、受けたダメージは最下位転落の事実以上に大きい。