DeNAラミレス監督、サヨナラ勝ちに「2人に救われた」ソト、宮崎の一発に感謝
「DeNA6-4阪神」(17日、横浜スタジアム)
DeNAが劇的なサヨナラ勝ちを収めた。同点の延長十回2死一塁から、ネフタリ・ソト内野手が阪神の守護神・ドリスの甘く入ったフォークを捉え、左翼席へ運ぶこの日2本目となる33号2ランを放った。
お立ち台でソトは「うれしい。昨日、ああいう負け方をしているので、やり返してやろうという気持ちだった」と喜びを表した。
敗色濃厚の試合だった。前日に22年ぶりの20失点で大敗し、中継ぎ投手をつぎ込んでいたため、アレックス・ラミレス監督は「投手が足りなかった」と説明。同点の七回からセットアッパーのパットンを投入し、その裏に2死三塁の好機を迎えたが代打を送らずにパットンを打席へ送り、結果は空振り三振で好機を逸していた。
さらに八回には続投のパットンが1死二塁から陽川に右越えの勝ち越し適時打三塁打を浴び、作戦は裏目。それでも直後の八回裏2死無走者から宮崎が左翼ポール直撃の同点弾を放ち、延長戦へともつれ込んでいた。
ラミレス監督は「2人に救われた?そうだね。彼らが打っていなかったら勝てていない」とし、「僕も監督としてミスをする。それも試合の1つだが、試合で起きた責任は僕が負わないといけない」と反省の弁を述べた。これでDeNAは1日で最下位を脱出。3位・巨人に再び1・5差と迫った。