日本ハム、レアード不在響き…西武と8・5差 栗山監督「やっていくしかない」
「西武7-3日本ハム」(18日、メットライフドーム)
日本ハム・レアード欠場のアクシデントを、チーム一丸でカバーすることはできなかった。打線は多和田に封じられ、先発・加藤は3本塁打を浴びるなど六回途中10安打6失点で降板。首位・西武とのゲーム差は8・5に広がり、獅子の背中は遠のいた。
試合前練習中、今季チームトップ26本塁打の助っ人が左背中付近に痛みを訴えた。緊急事態に動揺が広がり、プレーボール前の一塁ベンチは異様な空気が漂う。その隙を突かれるように、序盤に失点を重ねた。
レアードが長期離脱となればダメージは計り知れない。栗山監督は「全てを受け止めて、プラスになるようにやっていくしかない」と懸命に前を向いた。今は軽症を祈ることしかできない。そして、諦めずに最後まで戦い抜く。