西武・秋山が先頭弾!20発カルテットでM10 VカウントダウンGO砲5連勝

 「西武7-3日本ハム」(18日、メットライフドーム)

 猛攻の号砲を高らかに打ち鳴らした。初回、先頭の西武・秋山は加藤の真っすぐを捉え、左翼席に運んだ。「打った瞬間というのはあまりないけど、手応えがよかった」。自己新のシーズン5本目の先頭打者弾で、2年連続で20号の大台に到達した。

 秋山の一発から7得点し、チームの総得点は725に。2004年の球団記録718点を更新した。史上最強打線となった証明のように山川、浅村、中村に続くチーム4人目の20号到達。球団初「和製20号カルテット」が誕生した。

 そろって110打点超の浅村、山川の破壊力を支えるのが、1番・秋山の高い出塁率。この日も二回に右前打で出塁し、浅村の2ランを呼んだ。「塁に出るのは簡単。かえす方がプレッシャーは大きい。彼らにつなげば、という頼もしさはある」。後輩を称え、自分の役割もかみしめた。

 チームは今季5度目の5連勝。14日から5試合とも初回に先制点を奪った。秋山は5試合連続2桁安打の打線を先頭でけん引した。

 ソフトバンク3連戦に3連勝した直後の試合で日本ハムに快勝し、優勝マジックは10に。「マジックは自分たちには関係ない。目の前の試合に勝つ。それでいいと思う」。残り14試合。秋山の言葉に緩みのないチームの強さが象徴されている。

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