オリックス“台湾の大王”王柏融を獲得調査 2年連続の打率4割!昨季は三冠王
オリックスが台湾・ラミゴの4割打者、王柏融(ワン・ボーロン)外野手(25)の獲得へ向けた調査のため、台湾へスカウトを派遣していることが20日、明らかになった。球団幹部は「通常の調査。表敬訪問も兼ねている」としたが、4月にも渡台しており、年2度目の調査は異例だ。
王柏融は2年連続打率4割に加え、昨季は三冠王にも輝いた。今季も打率・350、13本塁打、72打点(19日現在)と好成績を挙げている。
オリックスはリーグトップのチーム防御率を誇るが、打率は5位と低迷。首位・西武とは200得点以上の差が開いている。誤算はロメロ、マレーロの不振で、打てる助っ人の補強は最優先課題となっている。
今月初旬には阪神、現在もソフトバンクが視察中。メジャーも注目しているため、獲得には高額となることが予想されるが、関係者は「台湾は日本野球への関心が高い。入団となれば全試合中継され、放映権料も見込める」と話す。
福良監督が続投要請を保留しており、来季の体制は不明。そのため獲得へのGOサインは出ていないが、本気度は高い。