日本ハム・清宮 ゲキ弾 3連敗なんの 14年西武・森以来の高卒新人シーズン5本塁打

 「日本ハム7-9ソフトバンク」(20日、札幌ドーム)

 苦しみながらも成長を続ける。17打席ぶりの快音は、失いかけていた自信を取り戻す会心の一撃だった。8月25日・楽天戦(札幌ドーム)以来の5号3ラン。日本ハム・清宮幸太郎内野手がバットでチームを奮い立たせた。

 「監督からも『結果を気にするな』と言われていましたし、受け身になっている打席が多かったので、今日は自分の形で打ちにいこうと決めていました」

 近藤の左犠飛で先制した後の初回2死一、二塁。2ボールから武田の低めのカーブをすくい上げ、右中間席まで運んだ。「今までムズムズしていたんですけど、一本出てスッキリしました」。高卒新人のシーズン5本塁打は、14年の西武・森以来4年ぶり。八回には右前打で好機を演出し、マルチ安打と存在感を示した。

 しかし、連日の投壊よる逆転負けで3連敗。3戦連続2桁安打を許す苦しい現状が重くのしかかる。「すみません。俺の責任」。栗山監督は自らを責め続けた。残り14試合で首位・西武とは10ゲーム差。逆転Vの夢が消えかけている。

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