楽天・アマダー、6カ月出場停止確定 ドーピング違反、異議申し立て審査も処分維持へ
日本野球機構(NPB)のアンチ・ドーピング特別委員会は21日、ドーピング違反で6カ月の出場停止処分を科した楽天のジャフェット・アマダー内野手(31)の異議申し立てを審査した結果、制裁処分を維持すると発表した。8月9日に科した処分が確定した。
これを受け、安部井チーム統括本部長は札幌市内で「陽性の結果を受け止めるしかない。処分が変わらなかったことは致し方ない」と語った。来季の契約については「現時点では明言できない」とした。アマダーは意図的な禁止薬物の摂取を否定しており「何が原因なのか本人も知りたいだろうし、今後の契約を考えるとわれわれも知りたい」と、摂取経緯の調査は継続して行う方針。
アマダーは既に母国メキシコに帰国、球団はメキシコでの自宅謹慎と今季の出場停止期間分の給料を支払わない処分を科した。