ロッテ・安田、故郷で大暴れ 初三塁フル出場で4打点
「オリックス2-8ロッテ」(24日、京セラドーム大阪)
ルーキーのロッテ・安田尚憲内野手が初めて三塁の守備に就いてフル出場し、初の4打点で勝利を呼んだ。1-1の六回2死一、三塁で、勝ち越しの二塁打。西の内角速球を「前の打席でやられていたので意識していた」と狙い澄まして引っ張ると、打球は右翼フェンスを直撃。プロ初の長打に「しっかりとしたスイングできた」と二塁で手をたたいて喜んだ。
八回無死満塁で履正社高の先輩・岸田から押し出し四球を選ぶと、九回には右中間を破る2点二塁打を放った。故郷の大阪で躍動し「まだまだこれから。でも母や友人の前で打てて良かった」とうなずいた。
初のヒーローインタビューでは「緊張した。自分が何を言っているか分からなくなった」と照れた。26日の楽天戦でいよいよ本拠地デビューする。「楽しみ」と心待ちにした。