ヤクルト、執念継投星!3位Gと5差 6投手で1失点
「中日1-6ヤクルト」(24日、ナゴヤドーム)
ヤクルトは執念がにじむ小刻みな継投だった。6投手が1失点でつなぎ、勝利をつかんだ。貯金を今季最多の4とし、今季の中日戦の勝ち越しも決めた小川淳司監督は「みんなよく頑張ってくれた」と選手をねぎらった。
この日登板予定だった小川が前日23日の試合前に腰の張りを訴えたため、急きょ先発が回ってきたドラフト2位の大下は「あれこれ考えても、うまくいかない。中継ぎのロングリリーフのつもりだった」と一回から腕を振った。五回2死三塁で降板し、惜しくも白星には届かなかったが「チームが勝って良かった」と笑った。
3位巨人に5ゲーム差とし、本拠地でのクライマックスシリーズ(CS)開催が現実味を帯びてきた。