金足農・輝星 U18の経験生かして有終Vだ 福井国体へ抱負語る
今夏の全国高校野球選手権大会で準優勝した金足農の吉田輝星投手(17)らナインが24日、秋田市内の同校で取材に応じ、福井国体(高校野球硬式の部)への抱負を語った。吉田はU18アジア選手権(宮崎)に高校日本代表として出場したことに触れ「経験を生かして、優勝を狙う」と意気込み、甲子園決勝で敗れた大阪桐蔭との再戦を望んだ。
アジア選手権では全国の強豪選手とチームメートになり「強さや弱点も分かった」と吉田。最近カーブに手応えがあり、速球との緩急を生かして抑えたいとした。中泉一豊監督(46)は「現メンバーでの最後の大会。全力疾走で戦い抜く金足農らしい試合をしたい」と話した。
国体は30日から福井市で行われ、金足農は10月1日に初戦の準々決勝で常葉大菊川(静岡)と対戦する。