4年ぶり先発の楽天・松井が5回無失点 1465日ぶり先発勝利へ「勉強になりました」
「ロッテ-楽天」(27日、ZOZOマリンスタジアム)
4年ぶりの先発となった楽天・松井裕樹投手が、ロッテ打線を5回3安打無失点に抑え、5勝目の権利を持って、マウンドを2番手の辛島に譲った。
松井は初回に2つの三振を奪うなど上々の立ち上がり。三、四回にヒットの走者を許したが得点は与えず、83球で7つの三振を奪った。
松井の先発は新人だった2014年10月5日・日本ハム戦以来。勝利投手となれば、同年9月23日・ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来、1465日ぶりとなる。
打線も松井と同期入団の内田が二回に先制の10号3ランで援護。三回にはウィーラーが13号2ランを放ち、五回を終えて5-0とリードしている。
松井は「きょうは120%の力で投げないことを意識して投げました。ここ数年、試合の中でここまで投げることがなかったので勉強になりましたね。同期のウッチー(内田)が『2桁ホームランは今日に取っておいた』って言って本当に打ってくれて。あの3ランが大きかったし、うれしかったですね。久々の先発はまずまずだったと思います」とホッとした表情で話した。