楽天守護神松井が1465日ぶり先発勝利 5回3安打無失点で5勝目「リラックス心掛けた」
「ロッテ0-9楽天」(27日、ZOZOマリンスタジアム)
楽天・松井裕樹投手がロッテ打線を5回3安打無失点に抑え、今季5勝目を、2014年9月23日・ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来、1465日ぶりとなる先発勝利で飾った。
新人だった2014年10月5日・日本ハム戦以来、4年ぶりの先発となった松井は初回に2つの三振を奪うなど上々の立ち上がり。三、四回にヒットで走者を許したが無四球で得点は与えず、83球で7つの三振を奪った。
打線も松井と同期入団の内田が二回に先制の10号3ランを放つと、三回にはウィーラーが13号2ラン。序盤から大量リードで左腕を援護した。
松井は入団2年目の2015年から守護神として活躍。今年9月16日・ロッテ戦では通算100セーブをプロ野球31人目、史上最年少で達成。19日・オリックス戦で通算101セーブをマークし、今回の先発を迎えた。
ヒーローインタビューを受けた背番号1は「きれいなマウンドに上がるのは久々だったので、力み過ぎずにリラックスして投げることを心掛けました。点差とかを考えて投球をできなかったので次の課題だと思います。同級生のウッチー(内田)が打ってくれて本当にうれしいです。残り試合も全力で戦いたい」と久々の先発勝利に胸を張っていた。