楽天・松井、4年ぶり先発星 スタミナ不安一掃!快投5回0封

 「ロッテ0-9楽天」(27日、ZOZOマリンスタジアム)

 伸び伸びと腕を振った。楽天・松井裕樹投手は4年ぶりの先発マウンドで鮮やかに躍動した。5回3安打無失点、7奪三振。新人イヤーだった2014年9月23日のソフトバンク戦(ヤフオク)以来、1465日ぶりとなる先発勝利を、心地よくかみ締めた。

 「きょうは120%の力で投げないことを意識して投げました」。久々に味わう、まっさらなマウンド。どこか新鮮に感じながら、程よい脱力投球で打者と対峙(たいじ)した。持ち味の奪三振をマークする一方で、課題だった四球はゼロ。「無四球?そこが一番、自分は良かったと思っています」と松井。5回83球に「まだ行ける感じはありました」と会心の笑みを見せた。

 2015年に抑えに転向し、今季9月16日のロッテ戦では史上最年少で通算100セーブを達成。球界を代表する守護神に成長したが、若きクローザーには毎年シーズン後、その起用法について首脳陣が考えを巡らせてきた。松井自身は抑えのポジションにこだわりを持つが、来季以降、どの起用法になるにせよ、今回の先発登板は選択肢の幅を広げることになる。

 「非常にバランス良く投げていた。もう1回投げさせたいと思っている」と平石監督代行。次回登板は10月4日の日本ハム戦が有力だ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス