【一問一答】中日岩瀬、涙の1000試合登板「長い道のりでした」
「中日4-3阪神」(28日、ナゴヤドーム)
今季限りでの引退を表明している中日・岩瀬仁紀投手(43)が史上初となる1000試合登板を達成した。4-3と1点リードの九回に7番手で登板。先頭の糸原を死球で出したが、続く大山を中飛とすると、福留を一ゴロ、糸井を遊ゴロに仕留めて試合を締めた。岩瀬は今季3セーブ、通算407セーブとなった。試合後、岩瀬のヒーローインタビューは以下の通り。
◇ ◇
-ついに1000試合登板。
「まさかここまでくるとは思わなかったですけど。(言葉に詰まり涙声で)長い道のりでした」
-荒木の二塁打もあった。
「荒木がああいうふうに打ってくれ、頑張っている姿を見て、もう一度自分も頑張ろうと思いました」
-4-3と1点差での九回に登板。
「1点差で僕を出してくれるのは今年初めて。最後はしっかり頑張りたいと思いました」
-先頭には死球だった。
「先頭を出した時はどうなることかと思ったが、ひとりひとり打ち取ろうと切り替えました」
-福留を一ゴロで打ち取った。
「孝介(福留)とは同期でやってきて思うところはありますが、最後は打ち取ることができて良かったです」
-1点差を守って勝利。
「うれしいというよりもホッとしたというか、無事に終わることができて良かったなという気持ちでした」
-20年かけての1000試合登板。
「長いです」
-1000試合投げることのできた強さとは。
「僕の体を手入れしてくれたトレーナーの方やいろいろな人に支えられてここまできたので本当に感謝しています」
-ナゴヤドームの歓声がすごい。
「やっぱりこのマウンドというか、この歓声。自分の中ですごく響きました。ありがとうございます」
-ファンは1001試合登板を待っている。
「まだ試合があるので最後まで頑張ります。応援ありがとうございます」