中日・浅尾、引退登板 岩瀬に継投 黄金期支えたコンビリレー

 「中日0-4阪神」(29日、ナゴヤドーム)

 中日・浅尾が引退登板で九回から投げ、12年間のプロ生活に別れを告げた。打者1人を空振り三振に切り、試合後は「全力勝負ができ、うれしかった」とすがすがしい表情で語った。

 「泣いてないです」と強がったが、マウンドで森監督からボールを受け取ると目頭は熱くなった。自慢だった速球で押し、2ボール2ストライク。6球目を前に、サインに4度首を振った。「これまでずっと助けてもらった。一番信用している球」とフォークボールを選び、現役最後のバッターを仕留めた。

 マウンドで監督にねぎらわれ、岩瀬にスイッチ。チームの黄金期を支えたコンビがリレーする粋な演出に、球場は割れんばかりの歓声に包まれた。浅尾は「(岩瀬と)一緒に野球をやってこられてよかった」とうれしそうに話した。

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