大阪桐蔭のドラ1候補・根尾 勝ち投手&V弾で2回戦へ

2回大阪桐蔭無死一塁、中越え2点本塁打を放つ大阪桐蔭・根尾=福井県営球場(撮影・持木克友)
3枚

 「福井国体・高校野球硬式・1回戦、大阪桐蔭2-0下関国際」(1日、福井県営野球場)

 今年、史上初2度目の甲子園春夏連覇を達成した大阪桐蔭が、下関国際を下して2回戦へ進出した。2回戦は高岡商-済美の勝者と対戦する。

 現世代は、春夏の甲子園と、昨秋、今春、今夏の大阪大会と、昨秋、今春の近畿大会を制している。国体での“8冠”奪取へ向けて上々の滑り出しを見せた。

 阪神など複数球団が今秋ドラフト1位候補に挙げる大阪桐蔭・根尾昂内野手(3年)が、「5番・投手」で先発し、投打で勝利に貢献した。

 初回無死一、二塁は、3番打者の2球目に自己最速タイの150キロを投げ込むなど、球威で圧倒してピンチを切り抜けた。

 二回無死一塁で迎えた第1打席で、左中間へ高校通算32号の先制2ランを放つと、さらに勢いに乗った。

 二回以降も140キロ後半の直球を連続して投げ込み、四回1死でも6番打者の2球目に再び150キロを投じた。

 四、五回は安打を許さず、5回3安打無失点で3三振を奪い降板。六回から今秋ドラフト候補・柿木蓮投手(3年)にマウンドを譲り、遊撃へ入った。

 柿木は六回以降を無失点で、下関国際を振り切った。

 なお、今大会は台風24号によるグラウンド状況不良のため、この日予定されていた1回戦4試合が、1回戦2試合に変更され、第3、4試合は2日に順延となった。

 2日は4試合、3日は2試合を予定。準決勝、決勝は打ち切りとなり、日程が予定通りに消化されれば、4強進出の4校が1位の扱いになる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス