巨人 寺内と青山に戦力外通告 名手・寺内の今後は未定「家族と話して」
巨人は1日、寺内崇幸内野手(35)と青山誠外野手(26)に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。
寺内は06年ドラフト6位で入団し、守備の名手として通算670試合の出場。原辰徳監督に高く評価され、12年からの3連覇に大きく貢献した。意外性のある打撃も光り、13年はCSファーストSで広島・前田から決勝3ラン。日本シリーズでは楽天・田中からソロ本塁打を放った。
通算打率・218、5本塁打、39打点の成績。今季はルーキーイヤーの07年以来、11年ぶりに1軍での出場機会に恵まれなかった。
球団から新たなポストの提示はなく、今後については未定。報道陣の取材に応じた寺内は「最後は自分の判断になるけど、(今後は)家族と話して決めたい。思い出はマエケンやマー君からホームランを打ったり、ワンプレー、ワンプレーで思い出はあるけど、長くジャイアンツでやれたことが一番です」と語った。
青山は17年7月に育成から支配下登録されたが、1軍での出場はなし。今季はイースタン・リーグで24試合に出場し、打率・098と成績が伸び悩んでいた。