楽天・藤平&石原バッテリー 6回4失点3被弾を猛省 平石監督代行は酷評
「楽天2-5オリックス」(1日、楽天生命パーク宮城)
若さが出た。20歳の楽天・藤平と19歳の石原のバッテリーは、6回4失点、3被弾を猛省した。チームは今季80敗目を喫し、借金は今季最多の24となった。
序盤に浴びた3本のアーチが響いた。一回は宗に左翼席に先頭打者弾を浴び、吉田正にも右中間2ラン。三回にも、宗に2打席連発を許した。中学時代、U-15日本代表でバッテリーを組んだ2人。藤平が「厳しいところに投げないといけなかった」と話せば、プロ初スタメンだった石原は「吉田さんは甘いコースもしっかり振りに来る」とプロの洗礼に肩を落とした。
この日は右翼から左翼方向に強い風が吹いていたが「相手に風を利用させないこと」と平石監督代行。来季への期待を込めるからこそ、高卒2年目の2人に厳しい言葉を並べた。