西武・多和田、8回1失点で16勝目 最多勝のタイトルをほぼ確実に
「日本ハム1-2西武」(1日、札幌ドーム)
西武・多和田が単独での最多勝のタイトルをほぼ確実とする今季16勝目を挙げた。四回に先制され、七回には打球を左すねに受けた。それでも8回1失点と粘り強く投げ、最終盤の一発攻勢を呼び込んだ。
優勝が決まった30日のビールかけも中抜けする“調整”で先発。「粘れたのはとても良かった。優勝は決まったけど、自分のやるべきことをしっかりやろうと思った」
現在14勝でリーグ2位のチームメート菊池は、レギュラーシーズンの登板はあと1試合の予定。5勝だった昨季から飛躍を遂げた3年目の右腕は「野手の方に助けてもらって、勝ち星を重ねられた。あとは待って(自身初の最多勝確定を)頼みます」とシーズン最終登板を笑顔で終えた。