ヤクルト成瀬、戦力外通告にも先輩・松坂に刺激「先輩より長くやれたら」と続行も示唆

 ヤクルトは2日、都内で由規投手(28)、成瀬善久投手(32)、久古健太郎投手(32)、菊沢竜佑投手(30)、古野正人投手(32)、大松尚逸内野手(36)、比屋根渉外野手(31)、鵜久森淳志外野手(31)の8選手に来季の契約を結ばないと通告した。

 成瀬は14年オフにロッテからFA移籍。4年間の在籍で6勝にとどまり、今季は1軍昇格がなかった。今季2軍では8試合に登板して3勝。現役続行を希望した。

 「期待を裏切ってしまい、チームにもファンにも申し訳ない気持ちでいっぱい」と謝りながら「やりきった感はないので、まだもがいてみようかなと思っている」と心境を吐露。「ケガを多くしてきた。去年の状態ならあきらめもつくかなと思うが、今年はパフォーマンスも上がってきている。もうちょっとやりたいなと思った」と説明した。

 横浜高校の先輩である中日・松坂は、故障から今季復活。「あの年齢でも頑張られている姿を見て、自分ももっと頑張らないといけないと思った。後輩だからこそ、先輩より長くやれたら理想」と先輩の存在も刺激に、現役への意欲を示した。

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