中日の岩瀬投手が現役引退を表明 登板とセーブでプロ野球最多記録

 ともにプロ野球最多の1001試合登板、407セーブの記録を持つ中日の岩瀬仁紀投手(43)が2日、名古屋市のナゴヤドームで記者会見し、今季限りでの現役引退を表明して「心残りはない。(入団時)一線でやれる自信はなかったので、20年もやれるとは想像もできなかった」と語った。プロ20年目の今季は現役最年長選手だった。

 昨年の契約更改の際に「数字が悪くなるようだったら引退する」と球団に決意を伝えていたことを明かし、さらに「ことしの成績が良くないので、これ以上迷惑を掛けるわけにいかないと決意した」と説明した。今後は「現時点で決まっていない。じっくり考えたい」とした。

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