ヤクルト・成瀬ら8選手が戦力外 由規は現役続行を希望「ボロボロになるまで」
ヤクルトは2日、都内で由規投手(28)、成瀬善久投手(32)、大松尚逸内野手(36)ら8選手に戦力外通告を行った。
由規は07年度高校生ドラフト1巡目で入団。10年に当時日本選手最速の161キロを計測するなど12勝を挙げたが、11年からは右肩痛に悩まされた。今季は7試合の登板で1勝。6月2日の楽天戦で右肩の違和感を訴え、以降の登板はなかった。
球団は引退の場合はポストを用意する方針だったが、本人は現役続行を希望。涙を浮かべて愛着と感謝を示したうえで「ボロボロになるまでやりたい」と、NPBにこだわらず他球団でのプレーを目指すことを明かした。
また、通算96勝の成瀬、通算84本塁打の大松も現役続行を希望。いずれも今季は1軍出場がなかった。