日本ハム・斎藤佑 意地の1回0封 今季初の中継ぎで好アピール 栗山監督は高評価

 「日本ハム2-3西武」(2日、札幌ドーム)

 下克上での日本一を目指すチームに、新たな可能性が芽生えた。2点ビハインドの八回。今季初めて中継ぎとしてマウンドに上がった日本ハム・斎藤佑樹投手が、1回無安打無失点の好投。CSに向けてアピールした右腕は「結果ゼロに抑えられて良かったです」と爽やかに語った。

 先頭の山田は磨いてきたフォークで3球三振。山川には四球を与えたが、続く斉藤彰は一ゴロ併殺打に抑えた。栗山監督は「腕の振れる感じが良かったし、内容的にも良かったですね」と高評価。結果を出し続ければ、再びチャンスは訪れる。

 チームは前夜に続いて逆転負けを喫し、18年シーズンの3位フィニッシュが確定した。「すみませんでした」。指揮官は謝罪したが、逆襲へ光明はある。30歳右腕の意地が仲間たちを奮い立たせる。

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