巨人・菅野 逆転CSへ 残り2戦とも投げる「行くという気持ちは持っている」

 エースのフル稼働で絶対にCSへの扉を開く。巨人は2日、投手指名練習を川崎市のジャイアンツ球場で行い、菅野智之投手(28)が残り2試合とも登板する準備があることを明かした。先発濃厚な4日・広島戦に続き、最終戦の9日・阪神戦へ向けても「(両方)行くという気持ちは持っています」と力を込めた。

 4日は鬼門のマツダスタジアムでの先発となる。今季同球場では3試合を投げ0勝2敗、防御率6・35と相性は良くないが「何も考えず、ただ仕事をするだけです」と目の前の一戦へメラメラと闘志を燃やした。

 リーグトップの9完投7完封を挙げている背番号19。あと8イニングを投げると自身初の200イニングに到達する。「長いイニングを投げることはチームのためになること。そこを視野に入れながら頑張りたい」。チームの合言葉でもある“勝ちとれ”を今こそ体現し、気迫の投球でCS進出に望みをつなぐ。

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