日本ハムFC「名誉師匠」さんまが札幌ドーム登場「消化試合やないか!」
「日本ハム-西武」(3日、札幌ドーム)
日本ハム球団オフィシャルファンクラブの「名誉師匠」でお笑いタレントの明石家さんま(63)が西武戦を生観戦するため札幌ドームを訪問した。試合前には、ファンの前に登場し、札幌のファンを爆笑に包んだ。
日本ハムは昨年のドラフトで7球団が競合した清宮幸太郎(早実)を1位指名した。くじ引き役の木田優夫GM補佐に対し、親交の深いさんまは「左手でいけ」とアドバイス。見事、当たりくじを引き当てた。
その縁もあり、木田GM補佐は、さんまに日本ハムのファンクラブに入会することを要請。さんまは快諾し、入会書にサイン。会費も支払い、「会員名誉師匠」に就任していた。
試合前、木田GM補佐の紹介でグラウンドに登場。背番号「笑」のユニホーム姿で「どうも皆さん、こんにちは」とあいさつした。「何のご縁かこうして来るはめになった」と話し始めると、「8月にオファーをもらい、10月には西武と(優勝を)争っていると言っていたのに、今日消化試合やないか」とぼやいた。木田GM補佐は「違います。クライマックスシリーズに向けての真剣勝負です」と強調した。
さんまは北海道胆振東部地震の惨状に心を痛めており、今回は激励を込めての訪問でもある。あいさつに続いて、日本ハム・杉谷、大田だけでなく、敵軍の秋山、山川などにも絡み、試合前の札幌ドームを盛り上げた。
そして木田GM補佐からは来季のファンクラブ継続申込書一式を手渡された。