北海道被災地へさんま流エール 日本ハムFC「名誉師匠」札幌ドーム降臨
「日本ハム-西武」(3日、札幌ドーム)
日本ハム球団オフィシャルファンクラブの「名誉師匠」で、お笑いタレントの明石家さんま(63)が西武戦を生観戦するため札幌ドームを訪問した。試合前にはグラウンドに登場し、親交の深い日本ハム・木田優夫GM補佐(50)とのトークで札幌のファンを爆笑に包んだ。
日本ハムは昨年のドラフトで7球団が競合した清宮幸太郎(早実)を1位指名。くじ引き役の木田GM補佐に対し、さんまが「左手でいけ」とアドバイス。見事、当たりくじを引き当てた。
その縁もあり、木田GM補佐は、さんまに日本ハムのファンクラブへの入会を要請。さんまは快諾し、入会書にサイン。会費も支払い、「会員名誉師匠」に就任していた。
さんまは9月に発生した北海道胆振東部地震の惨状に心を痛めており、今回は激励を込めての訪問でもある。特注の背番号「笑」ユニホームで登場すると、「笑え北海道と言ったところで、まだ笑えない状況。日本全部がそうやし、頑張って元気になってもらいたい」とまずは真面目に激励した。
もちろんこれだけでは終わらない。「ただ、俺は人生ものすごい被災に遭うとるからね。離婚という災害に」と続けた。木田GM補佐の「あれは災害なんですか?」との問いかけに「あれは災害。家建てたわ、別荘買うたわ、全部パーやからな」とたたみ掛けた。
木田GM補佐の「僕は離婚するチャンスすらまだないんで…」との応答に、「ああお前まだ独身やもんな。それはしゃあない」と納得。札幌ドームを爆笑に包んだところで、さんまは「笑える日まで頑張ろう」とエールを送った。