ロッテ金沢が引退試合 チームメートから胴上げで送られる
「ロッテ3-6西武」(4日、ZOZOマリンスタジアム)
今季限りでの引退を表明しているロッテの金沢岳捕手(34)が、途中出場。試合終了後にはチームメートから胴上げされた。
出番が訪れたのは六回。ロッテ一筋16年の金沢が、捕手田村の代打で登場するとファンからは大きな声援が送られた。この打席は左飛に倒れたが、そのままマスクを被り、西野、唐川とバッテリーを組み、猛打の西武打線に追加点を許さなかった。最後の打席は空振り三振だった。
金沢にとって最後となる試合は敗れたが、試合前と試合終了後にはうれしいセレモニーがあった。試合前には長女が始球式に登板。その姿をマウンド後方から見守った。そして試合後は金沢コールが響く中、チームメートに胴上げされ、金沢は感無量の表情で両手を広げて宙に舞った。