日本ハム、大嶋ら2人に戦力外 早大ソフト部出身「スッキリしている」と完全燃焼
日本ハムは5日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で高良一輝投手(24)と大嶋匠捕手(28)に、来季の契約を結ばないことを通達した。
大嶋は早大ソフトボール部出身という異例の経歴を持ちながら、11年度ドラフト7位で日本ハムに入団。通算15試合の出場で打率・167、0本塁打、1打点。プロ7年目の今季は1軍戦2試合の出場にとどまり、8月終盤に右膝を痛めてリハビリを進めていた。
通告された後、報道陣の取材に応じた大嶋は「スッキリしています。僕としては昨年で戦力外だと思っていたんですけど、今年1年やらせていただいて、最後までやり切ろうと思ってきたので、スッキリしています。満足です」と笑顔で完全燃焼宣言。
トライアウトは受験しない予定で「プロという形で野球をやるのは今日でおしまいです。(ソフトボールと)両方を経験できたのは僕にしかない経験だと思うので、ソフトボールの方にも恩返ししていきたい気持ちはあります。(指導者など)もし、そういう可能性があるなら、力になりたいなと思います」と静かに語った。