金足農・吉田がプロ入りへ 4日に両親、監督らと話し合い決意
今夏の高校野球で準優勝した金足農のエース・吉田輝星投手(3年)が、プロ入りの意思を固めたことが5日、明らかになった。福井国体から秋田へ戻った後、4日に両親や中泉一豊監督らと進路について話し合い。プロへの挑戦を訴えると本人の意思が尊重され、進学を予定していた八戸学院大に同日までに断りを入れていたことが関係者への取材で分かった。近日中にプロ志望届を提出する。
夏の甲子園を経て今ドラフトの注目度ナンバー1投手となった吉田。2日には福井国体で高校最後の公式戦に登板し、自己最速の152キロ、毎回の11奪三振の快投を披露していた。大学進学かプロ入りかに注目が集まっているが、進路については「まだ考えていない」と結論を先送りしていた。甲子園以降多忙だったため、両親らと話し合いができていないとし「周りに『後悔しないような道を選べ』と言われるので、それを意識したい」と話した。
吉田は夏の甲子園終了後の8月22日に、好きな球団について質問され「巨人」と即答。入りたいかと問われ「行きたいです」と返答したことがあった。