退任のオリックス福良監督、後半失速は「自分の力のなさ」【総括会見・一問一答】
オリックスの福良淳一監督は5日、京セラドーム大阪市内で今季の総括会見を行った。
【以下、主な一問一答】
-4位という結果についてどう思う?
「Bクラスということでファンの人たちには申し訳ない気持ちです」
-後半戦に失速した。
「前半は投手が頑張ってくれた。ちょっとバテたかなというのはあります」
-その中で若手の成長が見られた。
「投手の方に若い力が頑張って出てきてくれた。野手の方が追いついてこられなかったな」
-特に名前を挙げると?
「前半戦は増井、山本、吉田一。打線では吉田正ですね」
-今季限りで退任する。
「せっかくあそこまで来ていて夏場以降の失速したのは自分の力のなさです」
-続投要請を断った理由は?
「勝負の世界ですから。いくら若手が育ってきているといっても勝たないことには、この世界は」
-いつから考えていた?
「今年は勝負だからというのは頭にありました」
-だれかに相談した?
「ないです」
-優勝に足りなかったのは?
「選手層をもう少し厚くしたかった」
-来年以降に期待する選手は?
「いっぱいです」
-あえて名前を挙げるなら?
「投手だったら榊原、山本。山本は来年が大事。楽しみですね。あと途中で離脱しましたが田嶋。野手では吉田正は全試合に出たことで自信になると思う。宗もここのところ頑張っている。あとは若月ですかね」
-3年半で1番思い出に残っている試合は?
「負けた試合しか出てこない。苦しい試合というか。そういう試合が多かったですから」
-次の監督に託したいことは?
「やりたいようにやってくれたらいい」
-ユニホームを脱いでやりたいことは?
「別にやりたいことはない。ちょっとゆっくりしたいかな」
-今日は最後の試合になる。
「自分のことはいい。(小谷野)栄一が最後。なんとかいい形で送り出したいなと思います」