楽天、平石監督代行の昇格を発表 石井GM「状況確認できている方」 球団初生え抜き

 楽天は5日、来季の1軍監督に、平石洋介監督代行(38)が昇格することを発表した。この日、石井一久GM(45)が報道陣に対応し、平石代行に正式に就任要請し、快諾を得たことを明かした。

 石井GMは、同代行に決めた理由として「ストロングポイントもウィークポイントも分かっている方だと思う。去年みたいに快進撃しているとき、どういうふうにしたら強くなっていっているかも知っているし、逆に今年のように勝ちがなかなか進まない中で、どういうことがチームで起きていて負けが込んでいるかを、一番近くでしっかりと状況確認できている方。そういう方がチームを立て直すときには必要。適任だと思った」と説明。「結果を恐れずやってほしい。僕も含め、経験がないということを言う人もいるが、そこはあんまり関係ない。名門チームでやってこられた方ですし、安心してお任せしようかなと思います」と話した。

 平石代行が監督に昇格することで、05年の球団創設以来、初の生え抜き監督の誕生となる。また、「松坂世代」で初のプロ野球監督就任となる。

 ▽平石 洋介(ひらいし・ようすけ)1980年4月23日生まれ、38歳。大分県出身。現役時代は左投げ左打ちで内外野を守った。PL学園から同大、トヨタ自動車を経て04年度ドラフト7位で楽天に入団。05年は新人ながら開幕1軍入り。11年シーズンで現役引退し、現役通算122試合で打率・215、1本塁打、10打点。11年オフから楽天育成コーチ、1軍打撃コーチや2軍監督を歴任。今季から1軍ヘッド兼打撃コーチとなり、6月17日から監督代行。

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