オリックス小谷野、涙の遊ゴロ 福良監督とともに最終戦「こんなにうれしい」
「オリックス4-6ソフトバンク」(5日、京セラドーム大阪)
オリックス九回2死。「代打・小谷野」がコールされるともう涙が止まらなかった。大歓声に何度も顔をぬぐいながら打席へ向かった。森との真剣勝負は遊ゴロに倒れ試合終了。16年間のプロ生活に終わりを告げた。
引退セレモニーでは「こんなにスッキリ引退ができるとは思いませんでした。病気とかケガとかあって16年間も野球が続けられるとは思いませんでした」と涙をこらえながら話した。
この日は日本ハム時代に2軍監督として指導を受けた福良監督にとっても最終戦。「恩師である福良監督と同じタイミングでユニホームが脱げる。こんなにうれしいことはない。福良監督お疲れさまでした。ありがとうございました」と感謝の言葉を繰り返した。