大阪桐蔭が5回戦進出 今夏南大阪代表・近大付下し、大阪大会41連勝

 「秋季大阪大会・4回戦、大阪桐蔭7-4近大付」(7日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 史上初のセンバツ3連覇と、3季連続の甲子園優勝を目指す大阪桐蔭が、5回戦へ進出した。

 今夏の大阪南北代表対決となった4回戦で、南大阪代表・近大付に快勝。これで春夏秋を合わせた大阪大会は41連勝で、16年秋の準決勝・履正社戦(4-7)での敗戦を最後に負けていない。旧チームと合わせて、今年の公式戦は無敗の33連勝となった。

 0-0で迎えた五回1死二、三塁。1、2打席目の好機で凡退していた4番・船曳烈士外野手(1年)が、先制の中前適時打を放った。

 六回には1番・柳本直輝外野手(2年)のスクイズで2点目を奪い、宮本涼太内野手(2年)が右前適時打を放った。

 さらに、ここまでの3試合で3本塁打の3番・西野力矢内野手(1年)が、この試合4安打目となる左前適時打を放って主導権を握った。西野は5打数5安打の活躍だった。

 六回に3点を奪われて1点差に迫られたが、七回に8番・榎木貫太内野手(2年)の右翼線適時二塁打、柳本の左翼線2点二塁打で3点を奪い返して、近大付を突き放した。

 両校の先発は下記の通り。

【先攻・大阪桐蔭】

1番・左翼 柳本

2番・二塁 宮本

3番・一塁 西野

4番・右翼 船曳

5番・中堅 中野

6番・三塁 山田

7番・捕手 石井

8番・遊撃 榎木

9番・投手 新井

【後攻・近大付】

1番・右翼 西野

2番・遊撃 阿田木

3番・中堅 前岡

4番・一塁 木村

5番・左翼 榎本

6番・三塁 國田

7番・二塁 辰野

8番・捕手 朝原

9番・投手 梅元

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