近大付、大阪桐蔭に脱帽 2季連続甲子園は絶望的
「秋季高校野球大阪大会・4回戦、大阪桐蔭7-4近大付」(7日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
今夏の南大阪代表・近大付が大阪桐蔭に敗れ、来春のセンバツ出場が絶望的となった。
0-4の六回に3点差を返して1点差に迫りながら、七回に3点を奪い返されて、突き放された。藤本博国監督はライバルの底力を感じ取っていた。
「今年も強いですね。桐蔭さんは一番、始動が遅れている。西谷さんが試合の中で、いろいろと指示を出されていたし、試合の中で手探りでやっているな、というのが伝わってきていた。それでも組織としてこのゲームをモノにするということを感じた。一瞬慌ててくれたと思うけど…。慌てるのが見え隠れしたけど、見せ切りませんね」と脱帽していた。
大阪桐蔭は今秋ドラフト1位候補・根尾昂内野手、藤原恭大外野手(3年)ら経験豊富な選手が抜けたが、強さは健在のようだ。