大阪桐蔭、春夏秋大阪大会41連勝 近大付破り16強 西野5の5!!

 「秋季高校野球大阪大会・4回戦、大阪桐蔭7-4近大付」(7日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 史上初センバツ3連覇&3季連続の甲子園優勝を目指す大阪桐蔭が、近大付との今夏の南北代表対決を制して16強へ進出した。春夏秋の大阪大会は41連勝。旧チームと合わせて今年の公式戦は無敗の33連勝となった。

 3番・西野力矢内野手(1年)が5打数5安打と快音を連発した。1点リードの六回1死一、二塁は左前適時打。3回戦まで3試合3本塁打も「今日は球場が広く、簡単に本塁打は出ない。つなぐ意識だった」。すでに高校通算10本塁打のパンチ力を封印し、貴重な一打を放った。

 今秋ドラフト1位候補・根尾と藤原が抜けたが、敗れた近大付・藤本博国監督(48)は「桐蔭さんは一番、始動が遅れているけど、組織としてこの試合をモノにするということを感じた」と脱帽。名門の勢いは止まりそうにない。

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