日本ハム清宮、CSにロックオン 2軍戦フル出場「しっかり合わせたい」
「フェニックス・リーグ、日本ハム4-2サムスン」(8日、生目の杜第2野球場)
バットから快音は聞かれなかった。それでも日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)の表情が曇ることはない。
「真っすぐに差し込まれました。そこを修正していきたい」。みやざきフェニックス・リーグ初戦のサムスン戦(生目第2)。「3番・一塁」でフル出場し、2打数無安打2四球。三回の2打席目は三邪飛、六回の3打席目は左飛。捉えきれず凡打となったが「思い切りは振れた。問題はない。あと3日間でしっかり合わせたい」とあくまで前向きだ。
4日の楽天戦(楽天生命)以来の実戦。荒木2軍監督は「ちょっと間隔があいていたし投手に対して入り切れていない感じがした。でも練習では打球の速さやスイングはレベルが違う」と期待感を込めた。CSまで残り3試合。一気にピークにもっていく。