巨人菅野 5年ぶり救援登板で無失点 由伸執念采配にスタンドざわめく

9回、リリーフカーからマウンドへ向かう菅野(撮影・田中太一)
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 「阪神4-9巨人」(9日、甲子園球場)

 巨人・菅野智之投手が、5年ぶりにリリーフで登板した。

 先発メルセデス、畠、山口俊とつなぎ、八回を終わって5点リード。4番手でエースがマウンドへ上がった。菅野のリリーフ登板は新人だった13年10月8日のヤクルト戦以来、5年ぶり。絶対に負けられない一戦で、高橋監督が執念の一手を投じた。「ピッチャー菅野」のコールにスタンドからは、大きなざわめきが起こった。

 菅野は3者凡退で試合を締め、しっかり役割を果たした。チームは最終戦で3位を決め、CSファーストS進出を確定。エースは「みんながつないでくれたマウンドだったので」と安どの表情。13日から開幕するCSファーストSヤクルト戦では初戦の先発も予想されるが「これから1勝の重みが違う。一致団結して勝てるように頑張りたい」と先を見据えた。

 試合は三回、阿部の2点二塁打で逆転。五回は陽岱鋼の2点二塁打でリードを広げた。同点となった七回には、岡本の32号ソロ。さらに小林のスクイズで再びリードを奪った。八回には岡本の33号2ランも飛び出した。

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