付き合いないのに…ロッテ福浦に浦和レッズが祝福の胡蝶蘭を送った理由
2000本安打を達成したロッテ・福浦和也内野手(42)に、異業種スポーツであるJリーグ・浦和レッズから祝福の花が届いていたことが9日までに明らかになった。
9月22日の偉業達成以降、福浦にはプロ野球、マスコミ、球団(宿泊ホテル)関係などからスタンド花や胡蝶蘭など約100本が贈られていた。
その中で一際目を引いたのが浦和レッズ。4日にお祝いの胡蝶蘭が届いていた。ロッテとしては特にレッズと付き合いはなく、不思議に思っていた。
ところが当のレッズから話を聞くと、「福浦さんの名前に縁を感じて贈らせていただきました」という。
『浦和』に『福』がついて縁起のよさと縁を感じたという。
異業種スポーツからの贈り物。福浦は「まさか浦和レッズさんから祝福のお花を頂けるなんて夢にも思いませんでした。『浦和』と『福』、『浦和』、『也』ということですよね。本当に面白いですね。2000本安打の記録のすごさを改めて感じました。ありがたいことです」と感激の様子だった。
さらに「サッカーはずっと好きで中学校2年生の長男も好きなので、ぜひ機会があれば応援に行かせてもらいたいと思っています。まだ1度もJリーグを見たことがないのでぜひ生観戦に行きたいですね。今回は本当にありがとうございました。また気持ちを入れ直して頑張ります」と気持ちを新たにした。
今回、イキな計らいをしたのはレッズの水上裕文チームマネジャーだった。9月23日のヴィッセル神戸戦の朝、宿泊ホテルでスポーツ新聞の1面を見てひらめいたという。
「福浦和也さんの2000本安打の記事を見たときに、まず「浦和」という文字が目に飛び込んできました。よく見ると「福」もついていて、われわれのホームタウンである「浦和」に「福」がついていて非常に縁起もよいし、ご縁を感じてお花を届けたいと考えました」と振り返った。
さらに「福浦選手にも喜んでいただいたようでうれしかったですし、ここから何かご縁を強くして行ければと思っています」と語っていた。