日本ハム・中島選手会長 まさかのあいさつやり直し「すみません…もう一度やります」

 「日本ハム5-4ロッテ」(11日、札幌ドーム)

 3位・日本ハムが最終戦を白星で飾り、13日からのCSファーストステージ・ソフトバンク戦(ヤフオク)へ弾みをつけた。試合後のセレモニーでは、選手会長の中島卓也内野手がまさかのあいさつ“やり直し”を行うハプニングが発生した。

 グラウンドに栗山監督以下、選手が整列したセレモニーで最初にあいさつに立った中島。「今シーズンたくさんの声援ありがとうございました」と、まずは札幌ドームのファンに感謝を伝えた。そして「チームの目標、ファンが期待していたリーグ優勝に手が届かず…」と続けたところで間が空く。言葉が続かず「すみません…もう一度やります」と恥ずかしそうに口にすると、スタンドは爆笑に包まれ、栗山監督らは苦笑いを浮かべた。

 仕切り直しではしっかり決めた。「リーグ優勝に手が届かず悔しい思いで終わりました」と3位に終わったシーズンを振り返る。続けて「しかし、日本一になれるチャンスがあります。チーム全員まだあきらめていません。これからクライマックスシリーズファーストステージ、ファイナルステージ、敵地での試合となりますが、チーム一丸となって、この札幌ドームでまた試合ができるように頑張りたいと思います」と力を込めた。ファーストSで待ち受けるソフトバンク、ファイナルSでの西武を撃破し、本拠地での日本シリーズ開催をファンに約束した。

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