大阪桐蔭が決勝進出 ライバル・履正社と頂上対決 近畿大会出場も決定
「秋季高校野球大阪大会・準決勝、大阪桐蔭7-1大阪偕星学園」(13日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
史上初センバツ3連覇&3季連続の甲子園優勝を目指す大阪桐蔭が、大阪偕星学園を下して、5年連続15回目の秋季近畿大会(20日開幕、兵庫)への出場を決めた。17年センバツから5季連続甲子園出場へ、また一歩前進した。
二回に1番・柳本直輝外野手(2年)の適時中前打で先制。三回は5安打を集めて3点を奪った。
七回には3番・西野力矢内野手(1年)が適時打を放つなど、中盤以降も攻撃の手を緩めず、大阪偕星学園を圧倒した。
先発の新井雅之投手(2年)は9回1失点で、新チームと、自身にとって公式戦初完投。「しっかり1イニングずつ投げて、9回を積み重ねようと思った」と笑顔で振り返った。
大阪桐蔭は春夏秋の大阪大会44連勝。旧チームと合わせて、今年の公式戦は無敗の36連勝となった。
決勝ではライバルの履正社との対戦が決定。両校は今夏の大阪大会準決勝以来の対戦で、同戦は大阪桐蔭が1点を追う九回2死走者なしから逆転勝ちしている。当時はスタンドで観戦していた新井は「投げる機会があれば自分のベストを尽くしたい。勝つしかない」と返り討ちを誓った。
両校の先発は下記の通り。
【先攻・大阪桐蔭】
1番・左翼 柳本
2番・中堅 宮本
3番・一塁 西野
4番・右翼 船曳
5番・三塁 山田
6番・捕手 石井
7番・二塁 西浦
8番・遊撃 榎木
9番・投手 新井
【後攻・大阪偕星学園】
1番・一塁 辻野
2番・遊撃 米良
3番・右翼 松山
4番・投手 坪井
5番・三塁 福田慈
6番・左翼 中北
7番・中堅 田伏
8番・捕手 富山
9番・二塁 福田一