中日・森監督 最後まで選手を思う「荒木、岩瀬と同じ日にユニホームを脱げて幸せ」

 9回、マウンドに上がる岩瀬(右)にボールを渡す森監督(撮影・園田高夫)
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 「中日2-3阪神」(13日、ナゴヤドーム)

 中日・森繁和監督がファンに謝罪した。9月は一時浮上しかけたが、失速。CS出場を逃し、5位でシーズンを終えた。

 就任後、ファンサービスを積極的に行った成果もあって、この日はスタンドも超満員。「たくさんの人が足を運んで頂き、ありがとうございました。クライマックスを逃し、このような結果になり、ファンの皆さまには申し訳なく思います。すみませんでした」と頭を下げた。

 今季を振り返り「選手たちは最後まで頑張って戦ってくれました。9月に入り、負けられない試合が続きました。いい経験をしたと思います。経験を生かし、来シーズンはひと回り、ふた回り大きくなってくれることを願います」と、選手を思いやった。

 04年に中日の投手コーチに就任。球団関係者に感謝を示した後、右翼席へ体を向けた。「ライトスタンドの応援団のみなさん、熱い力強い応援、本当にありがとう。クライマックスに連れて行くことができず、ゴメン。来年に期待してください」と、再び帽子を取った。

 来季は与田新監督の就任が決定。「新しい監督も決まり中日は動き出しています。今シーズン以上に応援よろしくお願いします。今シーズンでユニホームを脱ぐ、浅尾、野本、荒木、岩瀬の今後を温かく見守って下さい。荒木、岩瀬と同じ日にユニホームが脱げて幸せです。ありがとうございました」と、最後まで選手を思い、あいさつを締めた。

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