ドラフト候補の早大・小島が9回1失点「4年生の意地」ラストシーズン好調維持
「東京六大学野球、早大1-1明大」(13日、神宮球場)
今秋ドラフト候補の早大・小島和哉投手(4年・浦和学院)が粘りの投球で引き分けに持ち込んだ。6安打を浴び、7四死球を与えながら9回1失点。140球の力投でマウンドに立ち続けた。
エースとして、簡単には点を許さない。毎回走者を背負う展開にも、要所で踏ん張り失点は七回のスクイズによる1点のみ。キレのある直球が終盤まで140キロ中盤を計測し、「チェンジ(アップ)とかカット(ボール)がよかった」と的を絞らせなかった。
自身3試合連続完封を逃し連続無失点も27回で止まったが、ラストシーズンで好調を維持している。「4年生の意地がいい方向に行っている」と精神面も充実。「(明日も)準備します」と左腕はフル回転を誓った。