「パＣＳファーストＳ・第３戦、ソフトバンク－日本ハム」（１５日、ヤフオクドーム）

　ソフトバンクは第２戦から打順を組み替えた。３番はグラシアル、６番に中村晃と前日までと入れ替えた。

　中村晃は第１戦で３安打、第２戦では追撃のソロ本塁打を放っており好調だが、工藤監督は「左（打者）が並ばないように」とその意図を説明した。

　第２戦まで１番から４番まで左打者が並んでおり、日本ハムベンチが宮西や公文などを投入しやすい状況だった。藤本打撃コーチは「昨日までは先発を崩しに行くのが第一の狙い。今日もそれは同じだが、杉浦は長い回を投げることはないだろう。継投になる」と話し、「３番グラシアルはシーズン中もあった。違和感はない。アキラ（中村晃）の前に走者をためていきたい」と勝機を探っていた。

　ソフトバンクは第３戦を勝つか引き分けでＣＳファイナル進出が決まる。