オリックス・西村新監督 全力素振りのススメ

藤井(左から)、下山の両打撃コーチと話をする西村新監督
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 オリックスの西村徳文新監督が15日、舞洲バファローズスタジアムで行った秋季練習で野手に全力での素振りを課した。

 フリー打撃の後、室内練習場で藤井、下山両打撃コーチと西村新監督が見守る中、素振りを行った。

 今季を振り返り「速いストレートをはじき返せてない。どうやったらいいかと考えたところ素振りがいいんじゃないかと思った。見ていると7、8割くらいで振っている。そうではなくて、1球1球を全力で振ることで体の力も付いてくるはず。自分の現役時代の経験でも150キロの投手との対戦は好きじゃなかったけど、対応できた。素振りを考え直せば、高知キャンプの最終日にはスイングスピードが速くなってるのではないかと思う」と持論を展開した。

 今季はリーグトップのチーム防御率に対して、チーム打率がリーグ5位。打力アップが最重点課題だけに、新指揮官は練習法から打力アップに工夫を凝らす考えだ。

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