ソフトバンク CSファイナルS進出 CSタイ記録5本塁打空中戦で日本ハム下す

 6回、2打席連続ソロを放ったデスパイネを笑顔で迎える工藤監督(撮影・金田祐二)
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 「パCSファーストS・第3戦、ソフトバンク5-2日本ハム」(15日、ヤフオクドーム)

 レギュラーシーズン2位のソフトバンクが3位・日本ハムを下してこのシリーズ2勝1敗として、5年連続のCSファイナルS進出を決めた。ソフトバンクは17日から1位・西武と日本シリーズ進出をかけて戦う。

 ソフトバンクは空中戦を展開。初回に2番・明石のCS1号ソロで先制すると、その後もデスパイネが2打席連発、松田と中村晃も一発を放ち、5本のソロ本塁打で全得点をたたき出した。

 CSでの1試合5発は、1試合最多タイ本数。1試合両チームで6発も1試合最多タイ本数だった。

 投げては先発した東浜が4回0/3を4安打1失点。2点リードの五回に無死一、二塁のピンチを招くと、工藤監督は2番手・石川へスイッチ。石川が無失点でしのぐと、直後の六回にデスパイネ、中村晃の連続本塁打が飛び出し、日本ハムを突き放した。その後は継投で日本ハムの反撃を無得点に抑え、逃げ切った。

 日本ハムは二回、横尾が2戦連発の同点2号ソロ。先発・杉浦は四回途中2失点と踏ん張ったが、打線が五回から3イニング連続で得点機をつくるも、ソフトバンクの継投に抑えられた。

 【第1戦】 ソフトバンクが8-3で快勝。初回に先制を許したが、直後にデスパイネの満塁弾が飛び出し、逆転に成功すると、序盤から大きくリードを広げた。

 【第2戦】 日本ハムが先発・マルティネスが7回2失点と好投。同点の八回に大田、近藤のタイムリーで勝ち越し、4-2で対戦成績を1勝1敗に戻した。

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