ドラフト候補対決は明暗 国学院大清水12K完投!東洋大梅津は初白星ならず

 「東都大学野球、国学院大4-2東洋大」(16日、神宮球場)

 国学院大・清水昇投手(4年・帝京)がドラフト上位候補対決を制した。相手先発の東洋大・梅津晃大投手(4年・仙台育英)に対し、「あれだけメディアに取り上げられているので負けたくない」と発奮。138球にエースの意地を込め、2失点12奪三振の完投で投げ勝った。

 強気の投球が奏功した。「真っすぐをインコースに投げ切れた」と直球は最終回まで140キロ台中盤をマークし、得意のツーシームもさえわたった。前週の亜大戦で敗戦投手になると、鳥山泰孝監督に「4年間の集大成を見せられるようにマウンドへ上がるので、信じてください」とラインで連絡。“有言実行”の快投を披露した。

 敗れた梅津は、またしてもリーグ戦初白星をつかめなかった。初回に連打でピンチを迎えると、暴投と捕逸で2失点。六回2死から再び連打を浴びたとこで、杉本泰彦監督から交代を告げられた。

 5回2/3を4失点で今季初黒星を喫した右腕は試合後、無言でバスへと引き揚げた。指揮官は「何とかしたいという気持ちが強すぎるんですかね。でも、それを克服しないと勝てない」と奮起を期待。悲願の勝ち星へ挑戦は続く。

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