楽天の秋季練習が１７日、監督代行から昇格した平石洋介監督（３８）のもと、本拠地の楽天生命パークでスタートした。選手２２人が参加し、新任の小谷野栄一１軍打撃コーチ（３８）、後藤武敏２軍打撃コーチ（３８）、笘篠誠治１軍外野守備走塁コーチ（５４）が合流した。

　この日は軽めのメニューで終了し、「このクールはまず体を戻すこと、体を起こさせること」と平石監督。「今年はチームとしても悔しいシーズンだった。スタッフも選手も強く思っている。必ずいいシーズンにするため、新たなスタートを切っていきたい」と来季への巻き返しを改めて誓った。

　新たに入閣した平石監督と同じ“松坂世代”の小谷野、後藤両コーチについても「しっかりコミュニケーションを取ってやっていきたい。彼らは現役の頃からいろいろ考えて野球をやっていた人間なので、頼りにしています」と話した。